case004:我が家の生活音コンサート
我が家の音漏れ事件簿
長かったような短かったようなお家づくりが終わり、どたばたとした引越しもひと段落しました。我が家にタイトルをつけるとしたら「家族の気配がする家」。夫や子どもとたくさん話し合って、ハウスメーカーさんにもたくさん相談して完成しました。
そして、多少のダンボールは残っているものの、やっと手に入れた我が家での暮らし。
しかし、楽しく心地よい我が家に、少しづつ少しづつ違和感を覚えました。そう、耳を澄ませば、あちこちから音が漏れ聞こえてきたのです!
事件file① リビング近くのトイレ
テレビを見ながらお茶を飲んでいたところ、夫がトイレへ向かいました。日中は片付けに夢中で気にならなかったのですが、「音、結構、聞こえるな。」と気づきました。来客時や、子どもが年頃になった頃のことを考えると一気に不安に。
後日、あわててトイレの音消し用の装置を設置はしましたが、それ自体の音や水を流す音もトイレに入っている方からすると気になるかもしれません。別の対策も考えた方がいいのかもと思っています。
事件file② キッチンとリビングの騒音シンフォニー
我が家はLDKに吹き抜けがあり、天井がとても高く見えて心地が良いです。リビング階段は子どもたちとのコミュニケーションをとるのに活躍しています。しかし!位置の問題なのか建築材の問題なのか「家族の気配がする家」にこだわりすぎたのか、調理器具や食器を使うガチャガチャという音や、包丁を使っている時の音がわりと家中に響き渡ります。
早朝や深夜にお鍋やボウルを落とした時、シンクにぶつけてしまった時はヒヤヒヤしています。
事件file③ バスルームと寝室のダブルアクション
夫は仕事で深夜に帰宅する時もあり、彼の「帰宅後は風呂に入ってすぐに寝たい」という希望を叶えるために、バスルームの近くに夫婦の寝室を配置しました。
私は、マイホームを建てる前から夫と同じ寝室でしたが、深夜に帰宅した夫に気づかず寝ていることも多かったため、気にしていなかったのです。ところが、想像以上に水音が響き、気になって起きてしまったり、眠れない日々が増え、寝不足に悩まされることとなりました。
夫も気を遣ってお風呂に入ってくれてはいましたが、疲れて帰ってきたマイホームで気を遣ってお風呂に入るのも変な話。
夫と話し合い、夫の帰宅が深夜になる時は、耳栓をして眠るようにしたり、朝が早い時は子どもの部屋で眠るようにしています。
夫は気が楽になったそうです。
事件file④ なんの音楽を弾いているでしょうクイズ
上の子が習い事を始めたいとのことで、子ども部屋に電子ピアノを置きました。
基本的に練習は日中だけにしていました。子どもとも「もし、夜に弾く時はヘッドフォンをして音を出さないようにね」と約束しています。
ある日、キッチンに立っていると時々「コツコツ」「どんどん」というような音が聞こえてきたのです。そう、ピアノの鍵盤を叩く音やペダルを踏んだ時の振動でした。音を出している時は、音に気が向いていたので気づいていませんでしたし、私も夫も楽器とは縁がなかったので、こんなに響くものかと驚きました。
それからは、壁にぴったりとくっつけていたピアノを壁から少し離し、ピアノの下に耐震マットを引くようにしたら、かなり静かになりました。
気配=音じゃない!音は音だと気付かされた…。
我が家はマイホームができるまで、賃貸マンションで暮らしていました。上下左右よそのご家族が住んでいるため足音やドアの開閉などに気を遣っていました。マイホームが完成したらそんなことは気にしなくていいんだろうと思っていましたし、むしろ、「家が広くなる分家族の気配が感じられるように」とすら思っていました。
生活音のことは暮らしてみないとわからない…と言われればそうかもしれません。
でも、もう少し回避できる方法があったのではないかと思ってしまいます。もちろん、徐々に慣れ、その賑やかな生活音を愛おしいと思ったり、会話の一部となることもありますが程々が良いなと思いました。
(体験者:岐阜県 Nさん)
※写真はイメージです。体験者本人とは一切関係ありません。